サバイバルゲーム

2つのサイコロを同時にふり、出た目の合計数のトランプを手元に置く。（他のプレイヤーに見えるように表向きに置ます）

同じ要領で他のプレイヤーもサイコロを振り、カードを取る。

サイコロの合計数が既に誰かの手札になっている場合は、そのカードを持っている人がその場でテキーラを一気飲み。

自分の順番で、サイコロの合計数が自分の手札の数字が出た場合は、そのカードを場に戻す事ができる。

STEP.4までを繰り返し、場のカードが全てなくなればゲーム終了。手札が一番多い人の負け。

このゲームの特徴は、最後までたどり着けないということ。

「終わりたくても、終われない」のです。

筆者も実際にプレーしましたが、トランプがなくなることはなく、潰れる者もいれば、戦意喪失し途中棄権する者も続出（笑）

何故終わらないのか？

• ・サイコロの出る目に偏りがある
• ・自分の手札を戻せる（STEP.4参照）

この2つが地獄への無限ループへと誘います。

このゲームのもう一つの特徴は、集中砲火を浴びること。

運が全てのゲームなのですが、実はこのゲーム、サイコロの合計数が「7」になる確率がとても高いのです。

一度「7」を引いてしまったら、テキーラ地獄。

2回連続、3回連続もざらに起こります。これがなかなか抜け出せないんです…

筆者は3回プレイしたのですが（全て途中棄権）3回中2回は「7」が集中砲火を受けていました…。もちろん「7」以外が集中砲火をあびることもあるので、運次第ですが。

逆に全くでない数字が「2」
最後まで場に残り続けている事が多く、筆者の場合は3回ともフル出場のスタメン選手でした。

ゲームが長続きすればするほど、終盤になるとプレイヤー同士の団結力が生まれます。

「勝ち負けなんてどうでも良い。」
「誰か早く終わらせて」

と、心の声が聞こえてくるかのように、みんな飲む事に限界を感じ始め、早くゲームを終わらせたい…そんな気持ちになり始めます（笑）

終盤は皆「2」などの出にくい目を出そうと必死になり、サイコロの1の目を上にしてそっと落としてみたり、神様に祈ってみたり。

もちろん、その甲斐も虚しく惨敗。（涙）

そんなことを繰り返し、気力を失いギブアップ。

その日は、泥酔状態で記憶も曖昧に帰宅。

翌日は二日酔い必至のサバイバルゲーム。

このゲームをやり遂げられる強者は果たして存在するのでしょうか…

お酒に飲まれずに、根気強く続けられるメンタルの持ち主は是非ためして欲しいゲームです！